Jリーガーから農家へ
学生が農業に触れる機会を
阿戸の和農園 岡崎さん
広島県・広島市安芸区でミニトマトや葉物野菜を育てる岡崎さん。7年前に新規就農し、農青連という若手農家の団体で県の役員もしているそう。インタビューの中で学生に対する熱い想いが垣間見える取材となりました。
違う畑からの新規就農
「7年前に新規就農する前は、J2のサッカー選手でした」気軽に経歴を伺った私は、思わず声をあげることに。そして一番大変だったのは、やはり就農したての頃だそう。「農業を始めて1~2年目はパートさんのシフトも安定せず、朝は5時に起きて、夜はカープ中継を聞きながら野菜のパック詰めと毎日必死でしたね」文字通り全く違う畑だったからこその当時の苦労が伺えます。
リピートしてくれる嬉しさ
やはりやりがいを感じるのは、産直売場で農園のパックを見て指名買いが増えてきたこと。ビニールハウスも14棟とだんだんと増え、色んな種類の葉物のグラデーションが綺麗です。ただ夏と秋のミニトマトの収穫期はやはり大変。「週1.2回、若い力を借りられるだけでもかなり違う」まだ背の低い枝を誘因しながら、数か月後を案ずる岡崎さんでした。
学生時代にこそ触れてほしい
「学生さんに農業ってこんな苦労や面白さがあって、関わるプレイヤーもたくさんいると伝えたい。何回か農園に来てくれれば、今後の人生に繋がるような刺激のある話ができます」一緒に働いた大学生は農園での経験が生きて、農水省などの農業職に就いた子もいるそう。農作業を知るだけでなく、経営や、社会を回す片鱗を味わえること間違いなしです。
収穫体験だけでない、農業はそこに至る裏側を知るから面白い!学生時代に岡崎さんのような兄貴肌な農家と知り合えていればと強く感じた取材でした。
阿戸の和農園
募集形態 | アルバイト |
募集時期 | 6.7月 / 10.11月 |
募集日程 | 1~2か月(週1~2回ほど) |
作業時間帯 | 応相談 |
作業内容 | ミニトマトの収穫 ほか |
場所 | 広島県広島市安芸区阿戸町 国草380 |
備考 | 初心者も歓迎 |